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いや~またしょうもない新しいお話です。

きっかけはいただいたコメントからwatcher12の番外編のお話を『甲斐君のつぶやき」でUPして、甲斐君と玲子さんを結婚したことから想像が止まらなくなっっていまいました。
オリキャラでここまで遊んでいいものかどうか心配ですが、そこはしっかりつかつくを交えて楽しめるストーリーにしたいと思っています。
設定としては、つくしちゃんは双子を妊娠する前の育児休暇中。
から始まるお話になります。
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『ないしょ?ないしょ!ないしょ!?』のお話で登場させたオリキャラ『加川』さん。
勝手に一人で話しを作ってどんどん進めて行くありがた迷惑なおばちゃん(笑)!
道明寺代表夫人となったつくしと再会したらどうなる?
迷惑(ウソですよ♪)いや予想にしなかったリクエスト。
まさか加川さんにまでリクエストをいただけるとは!(^_^;)
作者冥利に尽きると言うことことですね。
香音様、ち**様ありがとうございます。

どうせ登場させるなら短編の1回きりより、お話をひっかきまわしてもらいましょうと思いつきました。
急きょ登場を願うことにしました。
知らない方は『ないしょ?ないしょ!ないしょ!?』も読んでくださいね。
 *

「知り合い?」
いつも先頭を行く玲子さんが遠慮がちに一歩引いている。
本能で加川さんとは関わりたくないと分かっている雰囲気。
知り合いだと紹介したくないと私も思う。
変な迫力というか司とは違う自分本位、引きこまれたら抜け出せないアリの巣地獄。
引きこまれたらどうなっちゃうんだろう?
大学の時は一瞬司と婚約解消の四文字が浮かんだ。
なんせ花沢類と悲恋の恋人的妄想に陥った加川さんが応援するってとった行動が司とお母様に直談判。
これ聞いた時はもう終わったと本気で思った。

「つくしちゃんとうちの代表が付き合うお手伝いしたんですよ」
大学の時バイトでほんの数日一緒に働いたと言う前に加川さんが勝手に喋り出す。

・・・へ?

意味が解かんないんですけど・・・。

加川さんと会う前にはもう司とは付き合っていて、花嫁修業の一環的名目でお母様に頼まれ?ほとんど命令で本社でバイトした。
それがなぜかビル内の清掃業務でその指導者が加川さんだったはず。
自分の息子に私を紹介しようとしたのに?
花沢類と私を応援してたはず。
司と私を結びつけようとする加川さんの行動が、どこかであったっけ?
どこがどう変化して付き合うお手伝いをしたことになったのだろう。
どう考えても私と司の邪魔をしたとしか思えないのは私の勘違いか?
その思考の過程を考えるのは諦めた。
もともとこういう人だった。

「今はもう、立派な代表夫人だもんねぇ」
私の目に狂いはなかったって、ギュっと手を握られた。
自分がいたから私は司と結婚できたと加川さんは錯覚してないか?
いやもう完全にそう思い込んでるかもしれない。
加川さん!
あなたは、私が付き合ってる相手は司だと告白してから今日まで一度も会ってないでしょうーーーーーッ。

とは言えずに「・・・お元気そうで」
なんとかそれだけ言った。
「つくしちゃん、さっき結婚相談所がどうとか聞こえたんだけど・・・」
「まさかつくしちゃんが今さらだよね」
周りを気にしない音量にギクッとなる。
玲子さんとも周りに聞こえるほどの声では喋ってない。
その辺は周りに視線を向けて小声で喋っていたはずだ。
聞き耳を立てられていたのだろうか。

「いろんな相談を受けてますので、そのことを二人で話してたんです。聞かれてるとは思ってなくて」
「依頼者の事はむやみに話すことは出来ませんので、これ以上は聞かないでいただけると助かりますわ」
横でにっこりと玲子さんが冷静な対応。
瞬時の判断はさすがに玲子さんだ。
コクコクと玲子さんに同調して頷いた。

ざわつきのあるエントランス。
一瞬周りの音が止まる。
さーっと波が引くような空間が重役専用エレベーターから広がった。
振り向かなくても分かる重厚なオーラ。
シーンと静まったエントランス。
コツコツと響く靴音に同調する靴音が数名分。
それが近づくごとにドクンと心音が高まる。

「なにしてるんだ」
慣れ親しむ声もトーンが低めに聞こえる。
今はなにもばれてない!
まだやってない!
焦るなつくし!

「事務所に顔を出して帰るところだったの」
なんとなくビブラート気味に鼻から声が出た。
振りむけない私の肩に置かれた手のひら。

「なんかあったか?」
振り向いた私の顔に心配そうにのぞき込む司の顔。
「なにもないわよッ。久しぶりに加川さんに会って、覚えてる?」
加川さんを紹介するなんて相当私も焦ってる。

「んっ?」
眉間にしわを寄せる司。
そして不機嫌な表情に変わった。
加川さんに対して司がいい印象を持っている訳がない。
それでなくても人間関係が上手にできるタイプではないのだから。

「帰るぞ」
加川さんを一瞥してもうそこにはいない様な無視の態度。
足をバタつかせるように私は司に引っ張られて歩くしかなかった。

「つくしちゃん、またね」
司の態度なんて気にしてない加川さんが大きく左右に手を振っている。
玲子さんは拳を作って小刻みに上下させている。
それはがんばれとのメッセージか?

まだ口裏合わせ出来てないんですけどーーーーーッ。
泣きそうな心の中で顔ではニコッとほほ笑みを司に向ける。

「お前、変だぞ」
「久しぶりに加川さん見て動揺したかな?」
「ハハ・・・はぁ」
力なく笑った声はそのままため息にと変わる。

「あのババア、お前と類の仲を邪魔するなとか俺に言ったんだよな」
よく覚えてる・・・。
こんな記憶だけは図太く残ってるんだよね。
自分に都合の悪いことは忘れてるくせにッ。

「だったかな?」
「しっかり覚えてるぞ」
「ずいぶん前の話しだよ」
目の前の顔が意地悪くなった気がした。

 *

「今日は、仕事が終わるの早かったんだね」
「お前が会社に来てるの知ってたからな」
西田さんに無理を言ったのがなんとなくわかる。
朝の出かけの時は帰りは20時を過ぎると言っていたのに2時間は早い。

「事務所に連絡入れたらもう帰ったって甲斐が教えてくれた」
なんで教えるのよッ!
って、甲斐さんは悪くない。

「トラブルか?」
「えっ?」
「珍しく松山と真面目な顔で話し合っていたろう?」
お前が真面目な顔してるの滅多に見ねぇしって、それじゃ、いつも私がアホズラしてるみたいな言い方だ。
普段なら拗ねてるところ。
今日はそんな余裕が心にある訳ない。

「難しいと言えば難しいかな・・・」
ウソは言ってない。
「それでね。しばらく玲子さんに付き合うことになったんだけど、いいかな?」
「仕事の事で俺に遠慮するって初めてじゃないか?」
道明寺の考える素振りにドキッとなる。
仕事じゃないから遠慮してるとは言えない。
下手に道明寺が頭を働かせると困る。
私の挙動には必要以上に敏感に反応する人だから。

「今までほとんど駿と二人で司の帰り待っていたでしょう?いないと心配するといけないから・・・」
我ながらうまくにっこりとほほ笑んだ。

「無理するなよ」
目の前でやさしい光を持った瞳を細めて見つめられて・・・
どうしよう!!!!!!
訝しく、不機嫌に「しょうがねぇ」と渋めの顔を作られた方がどれだけ楽かわからない。
やさしくしないで!
いつもとは違う感情を言葉に出来る筈がない。

屋敷に向かう車の後部座席。
車にしたら広い空間も今日はやけに狭く感じる。
これが明るい部屋の中ならきっと私は泣きそうな表情で司を見つめていたに違いない。

私が結婚相手を探す訳じゃないから・・・
玲子さんの付き添い・・・
頼みが断れないくて・・・
すぐに玲子さんの相手を見つけて終わらせる。
だから、許して!

ばれたら・・・
どうなるんだろう?
今までみたいに怒ってもお前らしいって、抱きしめて許してくれるかな?

「なぁ・・・・」
「なっ?なに」
なにか気がついたか?
機嫌は悪くなってないと司の表情を読み取る。
まだばれてない・・・。
言わなきゃ結婚相談所に入会するなんて誰が思いつく。

「甲斐は一緒じゃないんだよな」
「玲子さんと二人だけです」
思わず強調するように声がいつもより高音で飛びだした。

「なら、安心か」
甲斐さんは私に言わせれば人畜無害に分類されると思う。
それが解かっていても司にとっては気にいらない分類に入るから甲斐さんも司の前では萎縮する。

ばれるわけにはいかない!
司の安心した顔でますます追い込まれた気分が私の中で出来あがっていた。







次の日。
玲子さんとブライダルスクールと書かれたビルの前に立つ。
「私も入会しないといけないですか?付き添いじゃ・・・」
「ここまで来て、なに言ってるの!」
あなたに拒否権はないのと弁護士の強気なオシを見せる玲子さん。
この圧しには勝てそうもない。

が・・・

最後の抵抗。

「まだ間に合うかと・・・やっぱやめます!」
身体を反転させた私の腕は玲子さんの両手に掴まれた。

「これって詐欺ですよ!牧野で登録したら文書偽造だし」
「大丈夫、上の方には話しつけてるんだから。
つくしちゃんが男の人と付き会ったらやばいけど、そうしなければ騙したことにはならないわよ」
ここで人を引き付ける満面の笑み。
この使い分けは見習うべきところが多い。

「つくしちゃんが代表以外の男の人と付き会う気なんてないでしょう?」
それは絶対にあり得ない。
強引なのに「何でもやります」と言うことを聞きそうになる心の変化を生む説得力。
結局、玲子さんに引っ張られるままに受付へと進む。

「入会したいんですけど」
「お二人ですか?」
「ハイ」
にっこりと玲子さんがほほ笑んで受付嬢にしっかりと返事をした。

玲子さんの名字すっかり忘れていました。
最初の登場で出てきただけだった・・・(^_^;)
いよいよ結婚相談所に入会。
どうなるんでしょう?
簡単に玲子さんと甲斐君の恋物語にはならないようで・・・


拍手コメント返礼
匿名様
つししちゃんのお人よしな性格はすご~くおいしんですよねおはなしを作る上では(笑)
司が怒るのも分かってるんですよね。
 *
「つくしちゃん、ハイ」
奥まった事務所で玲子さんと並んでソファーに座る。

人当たりのよさそうな女性がいろいろ丁寧に説明を繰り返す。
要するに登録してる会員メンバーのプロフィールを見て、自分の希望に添った相手を紹介するシステムらしい。
紹介されても気にいらなければ会わなくいいと言う説明にホッとした。

玲子さんに手渡された書類。
楽しそうな感じで明るさ増大の玲子さん。
どこにこんな体力が残ってたのか・・・。
圧倒されてしまってる。


「2枚目が会員向けになるらしいから印象良く記入するのよ。分かった?」
別に私の印象はどうでもいいと思う。
興味を持ってもらったら困るけど、全くなにもないのも寂しかもなんてことは頭の隅に追いやった。

玲子さんのおまけだし・・・

金魚のフン?

コバンザメ?

婚活するつもりもない!
とは言っても既婚者だし・・・。
玲子さん忘れてないよな?
少し心配になってきた。

あっ・・・離婚歴書く欄がある。
結婚歴書く欄がないからまだましか。
結婚1回離婚0回で、ここにいるのは私くらいのものだろうけど。

書類を握ったまま「は~ぁ」と大きく息をついた。
なんで私ここにいるんだろう。
本当にあきらめが悪い。

気になるのは・・・

司にいつ?どうやってばれるのか?

あくまでも玲子さんが主役で甲斐君が準主役のはずなんですが・・・

今回もまだ司は出てきません!
甲斐君も登場なし♪

*すいません、昨日からテンプレートを扱っていたらエラーになっちゃって表示されなかったりしてました。
急きょのテンプレート変更です。
ご迷惑おかけしてます。
加川さんちの次男君、加川拓斗。
いったいどんな性格?
それですべてが決まる様な気がします。
どうやって司にばれるのか!
皆様の関心はそこに集中してる様で・・・(^_^;)
その前にもう少しエッセンスを少々(ドバッのまちがいじゃ・・・)付け足してと考えております。
そろそろ甲斐君も登場させないと忘れ去られる様な気もいたします。
ようやく甲斐君登場です。
ここから二人の恋ばなへ展開。
そんな雰囲気まったくないですよね。
明日は七夕。
天気が心配ですが、つくしと甲斐君には星空を見上げるというそんな余裕はないでしょうね。

お知らせです。
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しょうもない短編ですが気が付いた方ご一報を♪
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これからも時々UPする予定でありますのでお見逃しなく♪
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